ラブストーリー・イン・ハーバード

『Love Story in Harvard』
2004年 韓国
演出:イ・ジャンス
脚本:チェ・ワンギュ
出演:キム・レウォン(キム・ヒョヌ)、キム・テヒ(イ・スイン)、イ・ジョンジン(ホン・ジョンミン)
   キム・ミン(ユ・ジナ)、イ・ユクサン(イ・ヨング)、フランク・ゴーシン(ケインズ教授)、
   イ・チャム(ジェイソン)

タイトルがダサいなあ、と最初はあまり乗りませんでした>こらこら
しかも冒頭で、タイトルのハーバードに対抗するように
「大韓民国を背負って立つ」とか何とか豪語するキム・レオンにちょっと引いたりして(笑)

でも、観初めるにつれ面白くなってきました。
学園モノというのは魅かれるものがありますね。
明るさや爽やかさや、一生懸命さや前途の希望…といったものが感じられるからかな。

ハーバードのロースクールに通う韓国人青年ヒョヌと
勉学の上でも恋愛の上でもライバルとなるジョンミン、
そして医学生スインの物語です。

最初に大層なことを言いながら英語もイマイチで予習もはかどらないヒョヌですが
演じているのがキム・レウォンだからか、おっとりしていて嫌味がありません。
少しばかりもどかしさは感じたけれど、次第に優秀さを発揮していく様が頼もしいです。

ラブストーリーとしては特に新鮮味はないのですけれど、
舞台が外国なのと、ヒョヌが手がける裁判と絡めているところが面白かったです。
残念なことに後半は韓国に戻ってしまうし、ストーリーもパターン化してしまいましたが。

ケインズ教授がキュートだったので、もっと出番が多ければ良かったのにな(笑)

スイン@キム・テヒは綺麗で、気が強そうで素敵です。
いかにも貧乏そうで、ちょっと卑屈な雰囲気もありましたけど>ぇ
それが一生懸命肩肘張って生きている感じを出していて、いじらしくなります。
ジョンミンには心を開かなかったのに、ヒョヌとはすぐ恋に落ちちゃって
何だよ、夢のためにストイックになってると思ってたのに、結局好みの問題かよ!?
と、拍子抜けっぽくもありました>こらこら

まあ、レストランに連れていってくれるジョンミンよりも
一緒にボランティアしてくれるヒョヌの方が分が良いよなあ…あのタイプには>ぇ

後半に入ると、イマイチっぽい部分が多くはなってきました。
外国と学校という2つの要素が、ある種のファンタジー性をもたらしていたのに対し
韓国が舞台になると途端に現実に戻ってしまった、と言えるのかも?

特に病気ネタが入ってくると、またかよ…って気持ちになっちゃうしなあ(^^;)

前半後半とひとりずつ、ライバルとなりそうな女性が登場することはするのですが
全く敵にもならないままフェードアウトしてしまいました。
ユ・ジナは最後まで頑張ったけど、かき回しキャラ以上の存在にはなれなかったし。
やっぱ、スインが美し過ぎるからかしら?

ジョンミン@イ・ジョンジンはクールな中に人の好さが滲み出ていましたね。
それがシーンによって効果的だったりイマイチだったりしました。
ヒョヌの父親への確執も曖昧なまま終わっちゃった気がします。
はっ、それはもしやカットのせい?

最終的には、“本当は良い人”ってところが生かされていたので
全体的に見て、あのキャラで正解だったのだと思います。

でも、彼ひとり終始報われない愛に苦しみ、最後は自分を犠牲にするという
何とも気の毒な役回りだったのはナンダカナ…という気がしなくもなくもなくもなく…(略

それで実質的には彼が主人公だった…と思えるような終わり方ならともかくも
あくまでも脇のまま。
あくまでも都合良く動かされる存在で終わっちゃったところが、何とも気の毒でした。

彼が去った後、ヒョヌ&スインが赤ちゃんを抱いて能天気に笑う写真で終わるというのは

 

何なんだあ!?

 

という気がしなくもなくもなくもなく…(略

でも、まあハッピーエンドですから。
ああ良かった…と爽やかな気持ちだけ残しておきましょう>ぉ

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